5月29日、中国自転車運動協会、山西省体育局、太原市人民政府及び長冶市人民政府が主催し、山西省自転車・フェンシング運動管理センター、山西省スポーツ競技管理センター、長冶市体育局、壺関県人民政府が主催する2019環太原国際ロードレース(太行ステージ)の選手達が長冶市八一広場から出発しました。これで、五大陸の11ヵ国や地区から来た20チームが太行ステージでの競争を始めました。
太行ステージは男子レースの第四ステージであり、長冶市八一広場を出発点で、太行山大峡谷八泉峡観光地をゴールとして、トータル走行距離が87.2キロメートルもあります。途中では、壺林書院、大井村朱徳記念亭、西カスタマーサービスセンター、、閣老嶺、黒龍潭(紫団山)、紅豆峡等多くの観光スポットを通ります。選手達が走行しながら、路傍の美景が彼らの目を楽しませます。そして、プロのレースは沿路の市民達にもトップクラスの饗宴を捧げました。
午前9時頃、スターターピストルの銃声が響き渡しました。現場観衆が上げる情熱な応援喚声を浴びて、流線形のヘルメットを着用し、サイク ジャージーを着ている選手達が鮮やかな自転車に乗り、鋭い矢のように凛々しく姿で出発点から飛び出しました。これから、彼らはこの美しいコースでスピードとワイルドが齎す楽しさを満喫します。
激しい競争の結果、マレーシアTSCチームのRAILEANU Cristianさん、ドイツBAIチームのHOLLER NikodさんとカナダDCBチームのLEPLINGARD Antoineさんが本ステージの前三位を獲得しました。現在では、個人成績の第一位はアメリカILUチームのPIPER Cameronさんに占められています。ヒルクライムポイントの一位はアメリカTNNチームのLOZANO RIBA Davidで、スプリントポイントの一位はアメリカILUチームのLAAS Martinさんで、大中華選手個人成績の一位は中国香港HKSチームCHEUNG King Lokさんが占めています。
「環太原」国際ロードレースは太原を中心として、コースが全山西省に亘ります。大会には、6つのステージ(太原ステージ、長城ステージ、五台山ステージ、太行山ステージ、黄河ステージ、平遥古城ステージ)が設けられ、計730キロメートル以上があります。現在の中国国内では、環青海湖、環海南島、環太湖、環福州に次いで5つ目の地方名によって命名される国際ブランド自転車レースとなります。
太行山大峡谷八泉峡観光地は国家5 A級観光スポットの創建を契機として、「全域観光」の理念が段々広げられ、「観光+スポーツ」の発展理念を堅持して更に邁進しようとして、第二回全国青年運動大会が山西省で開かれることになりました。「中国ロッククライミング基地」のブランドを元とし、観光製品の内容を充実化して、積極的にマーケティング活動を行い、観光経済を発展させます。そして、「文化融合夢、体育強国夢、旅行幸福夢」を実現する為に、更なる努力を尽くします。水路、谷底、歩道、索道、空中の五つの方式で、より多くの観光客に太行山や八泉峡の雄大さと風情を体験させます。
「環太原」国際ロードレースは「全民フィットネス」国家戦略の実施や「黄河、長城、太行」三大観光プレートの強化、対外宣伝・交流の拡大や産業構造の転換、「エコ交通」の実践に対して重要な意義を持っています。そして、第二回全国青年運動大会への力添え、山西の「二転」の発展成果と山西の新風貌、新イメージの宣伝にも積極的な役割を果たした。